子供の思考を邪魔していませんか?
- たっちー先生
- 2019年11月11日
- 読了時間: 3分
「考える」「集中する」事は、
現代の情報が溢れる社会では本当に難しいと思います。
目の前のことに集中して取り組もうとするとスマホからのSNSの通知に気を取られたり、
単純に「やる」ということ自体が難しくなっているような気がします。
それは子供たちも同じなのかなと感じていて、
せっかく頑張ってやろうとしているのにそのやる気を削ぐ要因が、
子供たりの周りに溢れているように思えるのです。
今回はYouTubeやスマホといった定番ネタではなく、
おそらくこの記事を読んでおられるであろう受験生の保護者の皆さんに、
お子さんの勉強や受験への関わり方について考えてもらいたいと思って記事にしています。
やや批判的な記事になっていますが、とても大切なことだと思いますのでご容赦頂ければと思います。
まず大前提として、私は全ての子供が「最初はみなやる気と好奇心に溢れている」と信じています。
しかし、保護者の方から頂く相談の中で圧倒的に多いのが、
「〇〇校に合格したいって言ってるのに、全然勉強しないんです。言ってることと行動が伴わないんです。」
といった声で、受験生の保護者の皆様は同じような悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか?
ただですね、私から申したいのは「彼らは子供」であるという事なんです。
若干10歳くらいの小学生が、完璧に有言実行な行動を取っていたら逆に気持ち悪くないですか?笑
まだ右も左も分かっていない子供に「大人の論理」や「合理主義」を持ち込み過ぎると、
対応し切れなくなった子供がパンクしていきます。
そして、集中して思考するエネルギーを失っていき、
受験で最も重要とされる「自分で考える力」が無くなっていくのです。
お母さんが勉強を管理しているご家庭も多いと思いますが、
本来は勉強のスケジュールやメニューは本人が考えて決めるのがベストで、
それこそ「考える力」を養うことに繋がっていきます。
私は生徒の苦手な所や弱点はもちろん把握していますが、
それは解き方やテストの点数といった表面的な情報から読み取れることで、
本当の深い部分は生徒本人にしか分からないものだと思っております。
だからこそ自分で勉強スタイルを確立し、主体的に勉強する事が極めて重要で、
その聖域に本来他人が入り込む余地は無いのです。
先日ある生徒さんとの授業で、分からない問題があるとのことでお母様からご連絡頂いたのですが、授業の中で、
私「この問題20秒だけもうちょっと考えてみてよ」
といった所、
生徒「あっ!」
と言って解き方を思い付き、解答までの道筋を嬉しそうに教えてくれました。
分からないと思っていただけで、ちょっと空気感を変えただけで簡単に出来てしまったのです。
ポイントは「短い時間」と「正解のプレッシャーを与えないこと」で、
ただ「ちょっと考えてみ〜」くらいのテンションでリラックスして良い思考が出来るのだと改めて感じた経験でした。
高得点を取ること、合格圏の偏差値をキープすること、計算ミスをしないこと、
いずれもとても価値のあることで大切なことですが、
こういう敏感なことをお子さんに直接的にプレッシャーを与えてはいませんか?
子供たちだって、間違いなく良い点数を取りたいと思っていますし、志望校に合格したいと心から望んでいるはずです。
しかし、その純粋な気持ちを邪魔する言葉や雰囲気を作ってはいませんか?
常に緊張感のある環境では、出来るものも出来なくなりますし、
思考のパフォーマンスも落ちてしまうのです。
大人も努力して、そして我慢する事も非常に大切だと思います。
今回も最後までお読み頂きありがとうございました!
1人でも読者の方がいる限り書き続けます!
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