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叱るという事

先生という仕事をやっていると、どうしても叱る必要のある場面が出てきます。


私はかなり優しいイメージ(自分で思ってるだけかな?)があるようなのですが、自分では子供たちにとっては怖くてキツイ先生に見えてるんじゃないかなと思っています(そんなことないですかね〜?)。

実は私は子供たちを叱ることが多く、物事をオブラートに包まずかなりストレートに話すことが多いです(だからサラリーマンには向いていませんでした笑)。


私が授業で生徒を叱る時は決まっていて、大体この2つです。


・宿題をやっていないのにやったと言う時(これ先生側からはすぐに分かるんですよね〜ってことは私もバレてたんだな笑)

・私の話を聞いていないことが何度も続いた時


基本的に、私は授業中は生徒のことをじーっと見て観察しています。

生徒の心の中を可能な限り探って、何を考えているかを想像しています。


「う〜ん、これはたるんどるな〜」と判断した時に、私からのキツめの説教が始まります。



実はフリーの講師を始めた最初の頃は、生徒のことを叱ったり注意したりすると「もう自分の授業は受けてくれないんじゃないか」という不安を感じたことがありました。

しかし、この仕事の関わる講師がその発想を持つことは、子供たちにとってマイナスなことであり、ある意味子供たちが犠牲になってしまうのではないかと思います。


子供たちの受験だけでなく、その先の人生においても少しでもプラスになるような指導をすることが自分たちの使命だと思っています。

親や学校の先生よりも、塾の先生から言われた言葉って結構大人になってからも覚えているものです。


おそらくですが、学校や家などの日常の場ではなく、自分の進路を賭けた受験を戦う場だからこそ、話を真剣に受け取り心に響くのかなと思います。


だからこそ私ごときの言葉であっても、子供たちの心に深く残り人生に影響を与えてしまう程の重みがあるという責任を自覚しなければいけないと思います。



さて、私が子供たちを叱る時に大切にしているポイントは

「短く、はっきり、100%本気で叱る」ということです。


叱ることは体力も要りますし、全くやりたい仕事ではありません。

しかし、中途半端に叱ったり、ダラダラと自分の感情をただ投げつけるだけの説教は絶対にNGです。


本気で叱るというのは大声でブチギレるということではなく、「叱っている理由」「間違っていること」「これからどうすべきか」というポイントを冷静に論理的に話して子供たちに考えてもらうということです。


叱るということは、子供の行動や思考を良い方向に変えるためのコミュニケーションである必要があります。

叱っている最中でも、子供たちに問いかけたり、自分自身で冷静に考えられるような雰囲気を作ってあげることが大切だと思います。


こちらが本気で叱ることで、子供たちにも本気度が伝わって理解してくれることが多いです。


"君が憎くて嫌いだから怒っているのではない。

少しでも良い方向に向かって欲しいと思うから叱っているんだぞ〜。"


というメッセージが子供の心にしっかり伝われば、とても強い信頼関係を築くことが出来ると思います。

子供たちも安心して、勉強に集中出来る環境が出来るはずです。



理不尽な説教になってしまったり、絶対的に説得力のある話をしてあげないと逆効果になってしまいます。

あくまで印象なのですが、ストレスの溜まった大人がその吐口として子供に怒りをぶつけているケースも多々あるのではないでしょうか。


今は大人もいろいろ大変なのですが、子供たちはもっと大変だと思います。

いや、とても可哀想な状況に置かれています。


こういう時だからこそ、子供を叱る前に一呼吸おいて慎重に、子供の明るい未来を想像して言葉をかけてあげたいですね。








しかし自分で書いたのを読んで、つくづく文章が下手だな〜と思いました、、、

面白いと思ってもらえる文章、読みやすい文章を書くのは難しいですね・・・

こんなこと気にしながら書いてますので、いずれクオリティーが高くなった時に褒めてやってください笑




今回も最後までお読み頂きありがとうございました! 1人でも読者の方がいる限り書き続けます!!



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