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受験に落ちてしまった君へ

更新日:2019年4月6日

憧れの志望校を目指し、燃えるような思いで長い受験生活を送ったにも関わらず、

桜が咲かなかった全ての受験生へのメッセージです。


今、入学の時を迎えてどのような気持ちでいるでしょうか。

おそらく、胸を張って希望に満ちているような状況ではなく、

うつむきながらネガティブな気持ちでこれからの日々を不安に思っていることでしょう。

志望校に合格できた同級生を羨ましく思っているかもしれませんね。


周りの人は色々と励ましや慰めの言葉をかけてくれたでしょう。

進学する学校の良いところをたくさん教えてくれたかもしれないですね。


しかし、君の心の中では

「そんなこと言われても・・・」

という感じではないでしょうか?


受験は戦いですから、勝った人と負けた人がいるのは当然です。

これまで、勝つためにあらゆることを犠牲にして必死で頑張ってきたのであれば、

悔しさや悲しさ、自分への怒りが湧いてくることもあるでしょう。


これはとても自然な感情で、君が人間である証明だと思います。

無理に元気を出したり、進学する希望ではなかった学校をすぐに好きになる必要もないと思います。

それは流石に酷です。


まずは、これまで厳しい戦いを最後までやり遂げた自分自身をしっかり褒めて癒してあげてください。

十分頑張ってきたんですから、少しくらい甘えてダラダラしてもOKだと思います。

のんびり散歩をしたり、YouTubeを見漁ったり、読書に没頭するのも良いでしょう。



そもそも、何のために「受験」をしたのか、じっくり考えたことはありますか?


「憧れのあの学校に行きたい!」

「伝統がある学校!」

「名門大学にたくさん合格している!」

「かっこいい!」


人によって志望理由は様々だと思います。


さて、本当にこのようなことだけが受験した理由でしょうか?

その学校に入って、その先の自分がどうあって欲しいかを考えたことはあるでしょうか?


受験はその志望校に合格することが最終的な目的ではないはずです。

「将来の自分にとって何か良いことがある」と思ったから受験したのだと思います。


一番大切なのは「その先の自分」です。


より良い人生を歩むために、より豊かな人生にするために受験という難しいチャレンジを選んだはずなのです。


受験に落ちた人はみんな良い人生も豊かな人生も送ることは出来ないのでしょうか?

逆に、志望校に合格した人は全員幸せな人生を歩んでいるのでしょうか?


「幸せ」「豊かさ」の定義は人によって違うと思うので、この問題の答えはないと思います。


答えを作ることが出来るのは世界中の誰でもない「自分」だけなのです。


人生は厳しい戦いです。

受験なんか吹っ飛んでしまうくらい壮大な旅です。


私は28年しか生きていませんが、このことだけは断言できます。



この壮大な旅を素晴らしいものにするために、君はこれまで戦ってきたと思います。

そして、得たいと思うものを簡単に得られない厳しさもよくわかったはずです。


これから始まる長い旅を楽しい旅にするか、つまらない旅にするか、

決めることが出来るのは君自身だけです。

これは君だけの特権です。




最後までお読みいただきありがとうございました!

1人でも読者の方がいる限り書き続けます!

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